5日目、オホーツクを南下(稚内から知床斜里)
稚内の温泉ビジホで目標達成のさわやかな目覚めである。朝風呂をあびて、出発の準備をする。5日目ともなるとパッキングがこなれてきて、よくつかうもの、あんまり使わないもののソートがほぼできてきた。そこでふと気づいた。過剰な防寒装備と、過剰な雨対策を捨て去れば、荷物を一つ減らせる。
昨日の夜、荷物を降ろして宗谷岬にいったときに、広くなったシートの快適さと、軽量化による気持ちよさの両方を体験していた。そう思ったときには、宅急便伝票を書いて自宅宛に発送していた。ビジホ泊ならコインランドリーの毎日運用で着替えが1日分ですむのも大きい。旅は身軽に、である。
身軽になった勢いで宿を出て朝ご飯。最北端のふてぶてしいやつに会いにいった。
あさごはん pic.twitter.com/lUQtrGesRK
— 白ハツ (@shirohatu) May 25, 2016
エッグマックマフィンおいしい(ツイストもすきです)。
最北端イベント
さて、昨日やりのこした最北端イベントを堪能する。具体的には
- ステッカーの購入
- 最北端ガソリンスタンドでの給油
- 宗谷丘陵を走る
の3つである。どれもエンジョイできた。宗谷丘陵はめっちゃいい道だが風がすごくて若干つらかった。右にバンクしながら左にカーブしたのははじめてである。
エサヌカ線
今日の旅路は網走を越えて知床斜里まで。明日の知床峠チャレンジをにらんで移動である。例によってひたすら走る。あいかわらず強風で、しかも風向きが変わって真横になった。対応できる余裕は増えたものの、丘の稜線で突風をもらったときはちょっとびっくりした。風下側にマージンとりながらつきすすむ。
猿払を過ぎて、エサヌカ線に入った。わかりやすくいい道である。北海道らしい。
エヌサカ線はじめてきた pic.twitter.com/qt9fwBVSVt
— 白ハツ (@shirohatu) May 26, 2016
エサヌカ線ね。 https://t.co/zAAebj80zQ
— ほりちゃん (@Mr_Holy) May 26, 2016
対向するカブの若者が全力笑顔で全力ヤエーしてきた。にこやかに返した。天気はいいが相変わらず横風がつよい。たんたんと走る。
今日のランチとおやつ
お昼ご飯どき、さしかかった枝幸に魅力ある食事処はみあたらず、セイコマで豚丼を購入。道の駅マリーンアイランド岡島で食べることにした。
いいじゃない。 #セイコマ pic.twitter.com/HJUEU6lz6r
— 白ハツ (@shirohatu) May 26, 2016
天気と眺めがよければおいしい。建物の影で風が防げるのもうれしかった。食後は芝生に寝転んでのんびりした。
そしてまた南に向かう。牧草地と牛が増えてきた。おやつに興部のソフトクリームをねらうことにした。
おやつタイム。すばらしくうまい pic.twitter.com/6XyCVVxlLV
— 白ハツ (@shirohatu) May 26, 2016
これはほんとうに素晴らしかった。十勝の乳製品と違って、草の香りがより強い。そしてうまみがすごい。人生ベストソフトクリームといえる。どんくらいベストかっていうと、日世のコーンにつかわれてる香料がじゃまなくらいってよくわからないなすいません。
クンロクに遭遇
ほいでもって、しつこく南に走る。ツーリングマップルには「単調な」とか書いてあって、実際その通りである。ここを通るのは3度目だが毎回退屈だ。明るい時間に通るのははじめてなのでまだマシかもしれない。そんなこんなしていたら、蒸気機関車がどーんといた。
あらこんなところに9600 pic.twitter.com/AvBfUtCq5j
— 白ハツ (@shirohatu) 2016年5月26日
雪国仕様。クモの巣はりまくってるなぁ pic.twitter.com/CDRyfPFKTb
— 白ハツ (@shirohatu) 2016年5月26日
よこに博物館的な施設もあるので入ってみた。
鉄分しみる pic.twitter.com/jt0NOyj53U
— 白ハツ (@shirohatu) May 26, 2016
展示はけっこう興味深いものの、北海道の鉄道史が頭にはいっていないと解読できない感じがある。マニアな人のみにおすすめ。
@shirohatu 1920年度、川崎造船所で製造だった。カワサキか…。
— 白ハツ (@shirohatu) May 26, 2016