白色発動機

125ccオフ車であちこちツーリングするにっき

2016北海道慣らし運転ツーリングのまとめ

北海道、たいへん楽しい7泊8日のツーリングであった。次回のためにまとめておく。

旅の背景

  • 慣らし運転したい
    • バイクの慣らし運転をおわらせたい
    • 人間もバイクになれたい
  • 11連休が得られた
    • 全部使うとマージンなくなって危険だから8日を限度に
  • 目的地は九州 or 北海道
    • 出発前日に天気をみて北海道に決定

北海道ですること

  • 慣らし運転
  • 走ったことのない道をなるべく走る
  • おいしいものを食べる
  • それ以外はよくばらない

北海道でしないこと

  • 長いダートに意図的に入らない
  • キャンプ
    • 自由度よりも安全な休息を優先させて距離を稼ぐことで慣らし運転の達成度をあげる

気をつけたこと

  • 初期不良対策
    • 出発までに最低でも300km走行をして、初期トラブル出しをしておく
    • それでも1000kmまではなにかと心配なので、青森まで自走する
      • いきなり北海道でトラブルは対処しにくい
  • 労務計画
    • 60分走行したら30分以内に小休止
    • 1日の走行距離は最大450km、走行時間は最大12時間
    • レッドブルの類いは利用してもよいが、それを前提とした計画をしないこと
  • 給油計画
    • 燃費計測しながら走る
    • 安全側で200km超えたら給油を検討
    • 朝は満タンになるように
      • 都市部に宿を取ることで容易

結果

  • 無事故、無違反で、無転倒だった
  • 目的はほぼ達成できた

おおまかなルート

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日々の記録へのリンク

このツーリングのために買ってよかったもの

ホムセン

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「いちど使うと戻れない」といわれるが実際そうだった。旅からもどっても外す気にならない。固定はカインズベルト、底の滑り止めはカーペット固定用の薄いゴムシート。ズレたりゆるんだりはまったくなかった。そして便利。最高。いずれ別記事にまとめるかも

iPhoneマウント

バイク用品店で適当なのかってみたけど、まったくダメでゴミ箱直行。バイク用品店でデモ展示してるけどブツがいつも売り切れのがAmazonであってたのでそれを購入。すばらしかった。

人間の装備

  • 気温はひとけた後半から20度台前半を想定
    • 実際は11度〜27度だった
  • 上下ともアウター、ミドル、インナーで、ミドルで調整

よく利用した書籍やインターネット上の情報

書籍

ツーリングマップル 北海道 2015 (ツーリング 地図 | マップル)

ツーリングマップル 北海道 2015 (ツーリング 地図 | マップル)

  • 必須。つかこれだけでいい
地図
  • Google マップ
    • 必須。ほとんどこれだけだった。マイマップもちょっとつかった
天気

感想

  • バイクで北海道をツーリング」という言葉にベタさはあるが、そんなことどうでもよくなるくらい楽しい旅行であった
  • 移動そのものがエンタテインメントになるバイクでの旅は、広い北海道を巡るのによい手段
  • いろいろ教えてくれたフォロワーのみなさんありがとう
  • 突然連絡したにもかかわらず一緒に食事してくれた札幌の旧友ありがとう
  • 気持ちよく送り出してくれた妻ありがとう

8日目最終日、あとは帰るだけ(大洗から横浜)

 フェリーはディーゼル音をぐわんぐわんぐわんと轟かせながら南へ進む。GPSで速度をはかると21ノットくらい。原付二種のアベレージに近いが、船は食事中も寝てる間も走り続ける。結果としてはやい。経路効率もよい。3日かかって北上した距離を19時間で戻っていく。
 案内所には日の出時刻のお知らせがあった。水平線からのぼる日の出なんて、もう何年ながめてないだろ、なんて思って、ちょうど目が覚めたのでつきあうことにした。


 写真の通り、初春賀正感がすごくて、若干困惑。

 ひたすら、食事、風呂、寝る、海眺める、ネット見るを繰り返す。船旅はヒマだという人が多いが、私はまったく飽きなかった。すれ違う船を観察したり、追い抜きまでの時間を予測したり。船、楽しいばかりである。たしかにこれがネットやGPSない時代だったら、文庫本でもないとヒマで死にそう。

今日のルート検討

 で、大洗に到着である。

 道は検討していなかったが、ツイッターで悩みを書いたところ、サポートしてくれるフォロワーさんがいた。ありがたい。





 江戸川右岸の道、信号レスできわめて効率よかった。125の道って感じがあってナイス。ゲートブリッジわたっているとき、ちょうど羽田へのアプローチで頭の上を左旋回しながら降りてく飛行機がいっしょでかっこよかったので、羽田に立ちよったりしながら帰宅。

 帰宅してみて思ったのは、意外と計画通りできたなーということと、思ったより楽しかったということ。今度はマイルとレンタルバイクでもいいな、なんて思う。フォロワーさんのこのひとことが、かなりすべて言い表してる感じであった。


 つまり的確な感想をひとことで書くならば、「次回も楽しみ」である。いついけるかわかんないけど。

今日のメモ

主なルート: ややこしいので画像
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走行距離: 194.1km
天気: 晴れ
気温: 暑い。ピーク26くらいかな

7日目、食いだおれてからフェリー乗船(帯広から苫小牧)

 帯広の朝である。宿は、なんだかしらんが「朝食モニターアンケートつき割安プラン」というのを申し込んでしまったので、朝食がついてオトクなわりに、ホテルの朝ご飯が強制されてしまう。今日もたくさん食べなければならないので(使命)、そこそこ食べて、さらに食べることにする(?)。

ますやパン「麦音」はツーリングマップル北海道2015に載ってないけど最高なのでみんな行くべき

 いいたいことは小見出しに詰めた。2食目の朝ご飯はこれだ。



 五感をフルに発揮して4つ選んだがどれも素晴らしかった。たぶんどれくってもうまい店だろうと思う。次回、アンパンは持ち帰る作戦で。

食いだおれながら前へ

 さらに六花亭本店のオープンに突入する


 すでに言語能力が失われた。記憶をたどると、なかの白いやつがすげーうまい。よつ葉乳業ばんざい。

 そして「こうばしや」というナイスなパン屋さんで立ち食いしていると我に返った。そろそろフェリーに向かわないといけない。愛国駅のクンロクとか、幸福駅とか完全に忘れていた。でも、清水ドライブインで牛トロ決めるのは忘れない。


ハイアベで苫小牧へ

 もう一泊帯広でもまったく問題がないが、胃袋にもスケジュールにも限度はある。未走破の日勝峠を越えて苫小牧に向かう。ストイックに走るモードに戻るのである。


 登りでハヤブサにぶちぬかれた。正直125はしんどい。
 峠を越えてからは、大型やトレーラがふえてきた。みんなぶっとばす流れにのって一緒に苫小牧を目指す。途中雨にふられたが、気にせず走り続けた。

またくる

 ペース調整しないで走ったらオンタイムで到着。ロスなしすばらしい。


 乗船手続きを済ませ、乗船する。案内開始は1715ごろだった。
 もやいがとかれ、バウスラスターとスタンスラスターが作動して、北海道からはなれた。行き足をつけた船は南に向かう。
 すこしは感傷的になるかなと思ったがそうでもなかった。あと、胃袋が重い。

今日のメモ

主なルート: 帯広市内ぐるぐる->道の駅おとふけ->r75->R38->R274->清水ドライブイン->R274->R237->R235->r259->苫小牧西港フェリーターミナル
走行距離: 222.4km
天気: 晴れと曇りと雨
気温: メモなし。たぶん14度、23度くらい