白色発動機

125ccオフ車であちこちツーリングするにっき

3日目、積丹半島周遊で札幌へ(函館から札幌)

 目覚めれば函館、路面電車のある街である。気温確認のついでに外にでたら目の前をぐわんぐわんぐわんと走って行った


 じつは函館ははじめて訪れる。これで路面電車営業中の街、すべてを訪れることができた。とはいえ、世の中には全線乗車どころか、全駅踏破みたいな強者もいる。鉄ヲタの業は深い。

試される大地(虫編)

 どっちかっていうと貨物鉄道のほうが萌える。函館本線は鉄道運輸では大動脈で、5トンコンテナたっぷりの貨物列車が走る。北海道の国道は鉄道併走なところが多く、気分よく走っているとすぐにすれ違えた。中身はきっと北海道の食材満載である(勝手な想像)。
 森をすぎて、左に朝日がまぶしい内浦湾を眺めながら北に進む。潮の香りが濃いなー栄養ありそうな感じだなーと思った瞬間、大量の虫との衝突が始まった。


 ヘルメット内にも飛び込んできた。シールドを開けてさようならしようとすると、その開けたシールドのスキマからさらに大量の虫が。そして虫濃度はどんどん濃くなる。もはや雨のレベルである。すべてをあきらめて淡々とすすむ。八雲を過ぎ去るあたりで、虫濃度は減った。セイコマに飛び込んで、ウェットティッシュでシールドを掃除する。だって前見にくいレベルなんだもん…。

積丹半島

 今日の目的地は札幌。ふつう函館札幌はまっすぐ進んで中山峠のようだ。しかし今回は長万部からは、左に折れて積丹半島を走ってみることにした。R229雷電国道、走ったことがないというそれだけの理由である。あの豊浜トンネルも通れる。
 ランチは神恵内村の行列店「勝栄鮨」に行ってみた。ひじょうにすばらしかった。



 その後、キツネに遭遇したり、岩内線廃線跡や、R229の旧道なんかを眺めつつ、数々の暗くて寒いトンネルと、日本海の眺めを走って行く。そうこうしているうちに見覚えがある小樽についた。小樽のガソリンスタンドで空気圧を調整。リアが高い気がしてたら、2.0も入っていた。1.7で様子を見ることに。
 そこからは知っている道である。札幌市内の温泉ビジホにチェックインした。

札幌市内で旧友とだるま

 20年来の友人が6年ほど前から札幌に住んでいる。連絡したらめしでもとなり、だるま本店にいった。あいかわらずおいしいし、あいかわらず昔のようになんでも話せる。

 よい食事だった。ほろ酔いのまま、ホテルでさっと寝た。明日は宗谷岬チャレンジである。計算通り、ノートラブルならいけるはず。

今日のメモ

主なルート: 函館->R5->r9->R229->r913->R229->R5->札幌
走行距離: 346.9km
天気: だいたい晴れ
気温: 14度〜22度