バイクはなぜ曲がるのかのメモ
メモです。
自転車でも教習車でも、カーブをいい感じに曲がるのは気持ちのいいものですね。この曲がるってことを物理の言葉でちゃんと説明できるかなと脳内に図を書いてみたら、わりと自信がない感じに。
しばしぐぐってみると
- 物理の話と感性の話がまざっている記事
- さらに静的な話と動的な話が混ざっている記事
- 感性評価が基準で物理の話が感性根拠の後付けな記事
という感じで、なかなか混乱が深まる2014年のインターネットの景色でした。むーん。
まあ自転車に乗れてしまう人がほとんどなので人間の処理能力すごいという話でもある。どういう説明で納得するかは個人の価値観に依存しますし。
過渡領域はおいておいて、定常旋回中は以下の2点と理解しました。
- バンク(ロール、キャンバー)によるサイドスラストが遠心力を支える
- トレールがもたらすセルフステアがフロントにスリップアングル作ってヨーレートを支える
だとするといかに速度とバンクを調整するかですなあ。速度は2乗で効く。なるほどあってそう。さらに外乱に対する影響みたいなのを学んでいくといろいろわかりやすくなりそう。
あとこんな理屈よりも、バイク乗ってるほうがずっと楽しいというのは、ほとんどのバイク乗りにとって真理だと思います。
追記
だいたい脳内で整理された状態で、みちをはしるバイクを眺めると、CGの移動や力のベクトルを脳内でスーパーインボーズできて、なかなか楽しいです。最近バイクが通ると、車種、エンジン音、装備、積載の具合などなど観察項目が多くて忙しい。